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「神戸」イメージの原点とは?

歴史からの考察

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近畿は「京都」「大阪」「神戸」の三都市が隣接し、首都圏と並ぶ日本の一大都市圏を形成しています。これら三都市は近接しているにも関わらず、それぞれ独特の雰囲気を持っています。


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京都は1000年の歴史を誇る今や世界的な観光地、大阪は商いの街、そして神戸は・・・「みなと神戸」「異国情緒」「お洒落」「ファッション」などというイメージが一般的でしょうか。
この神戸のイメージはどこからきたものか。。。
今回は、神戸が持つこれらイメージを、この街が辿ってきた歴史を切り口に紐解いていきたいと思います。

神戸の歴史〜それは港町としての歴史でもありました〜

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神戸が歴史の表舞台に大々的に登場するのは・・・
12世紀後半、平清盛による大掛かりな港湾整備が行われた大輪田泊および福原京への遷都にさかのぼります。大輪田泊は日宋貿易の貿易港として、平家の庇護のもと大いに栄えたといいます。
そして時を隔てること約700年、幕末の開国により、横浜・長崎・函館・新潟と共に開港地に指定された神戸は、当時の文明先進国であった西欧諸国の玄関口として、近代化を進める日本の表舞台に堂々とデビューすることになりました。

今に続く神戸のイメージの原点に、これらの出来事があることは間違いないでしょう。

旧居留地の歴史~機能と美しさを兼ね備えた旧居留地の街並み~

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歴史ある洋風建築が整然と並ぶ街並み、洗練されたアパレル・ファッションショップ、お洒落なカフェやレストラン。神戸近隣にお住まいの方もそうでない方も、「旧居留地」についてはこのようなイメージをお持ちのことと思います。

正式には「神戸旧外国人居留地」と呼ばれるこの地の歴史は、先述のとおり約150年前の開国時にさかのぼります。それは神戸港の開港決定から10年後の1868年でした。

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神戸の旧居留地は、近代ヨーロッパの都市計画技術を基に格子状街路や公園・街灯・下水道などが、先に開港した都市を参考に計画的に整備され、整然とした敷地の区画割りが行われました。それは当時の英字新聞で「東洋一美しい外国人居留地」と評されるほど。機能と美しさを兼ね備えた街並みが作り上げられ、その面影は今も随所に残っています。

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その後、1894年に締結された日英通商航海条約により日本に返還された旧居留地は、日本人も立ち入ることのできる場所となりました。第一次世界大戦の特需や関東大震災等の影響もあり、神戸港は東洋でも指折りの貿易港に発展し、「神戸の中心」として栄えるとともに、趣のある近代洋風建築が立ち並ぶ、異国情緒あふれる街となりました。

しかし、その多くが第二次世界大戦の空襲で破壊されてしまいます。戦後も復旧はなかなか進まず、高度成長期には神戸のオフィスエリアとなっていたものの、かつての繁栄は薄れてしまいました。

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1988年、旧神戸商工会議所ビルの解体に伴い、同ビルの保存運動が起こります。これが街再生の契機となり、旧居留地内に残っていた洋風建築を海外高級ブランドの店舗などとして再生する動きが活発となります。歴史ある建築物を生かした旧居留地の雰囲気を守ることが商業的な付加価値にもつながり、これらを重んじる意識が生まれ、「洗練されたお洒落なエリア」というイメージが定着していきました。

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このような中、1995年に阪神大震災が発生。またしても多くの建物が倒壊してしまいます。現在、当時の建築で現存している建物は、国の重要文化財に指定される「旧居留地15番館」を残すのみ(1995年倒壊、1998年復元)となりました。

しかし、震災後も旧居留地のイメージを付加価値として捉える意識が変わることはなく、洋風建築や街の雰囲気を守りながら発展することに成功しています。

旧居留地の建築物~神戸の歴史が紡いできた、普遍的な建築美~

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旧居留地の街並みや雰囲気が素敵なのは、どの建物も個性がありながらも街全体としての統一感があるからではないでしょうか。個々の建物がこの街の約150年に及ぶ歴史を尊重しているようにも見えます。そこには、不文律のような「デザインコード」があるようにも思えます。

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重厚感ある基壇部(建物の1階)、個性ある窓やバルコニー、石やタイル・レンガといった素材、ルスティカ(粗石積)やクォイン(隅石)、マリオン(方立)、コーニス(水平帯)を取り入れた外観・・・。様式は違えど当時の西欧諸国の流行を取り入れた、細部にまで造りこまれた意匠・・・どの建物も配慮とこだわりを感じることができます。

その時々の流行建築を取り入れつつも陳腐化せず、むしろ歳月を経るごとに美しさが増していく、普遍的な美。
これが神戸旧居留地の「デザインコード」なのかもしれません。

次回更新予定

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